普通四輪免許の教習カリキュラム(項目)の流れ

四輪免許のカリキュラムをまとめます。
普通四輪免許(MT)(AT)

教習の流れ(普通免許)について解説します。

教習は第一段階と第二段階に分かれます。
それぞれの段階で試験(修了検定と卒業検定が有ります)
教習項目は全国の教習所(自動車学校)で共通です。

所持免許(主に二輪免許)が有れば教習(技能)時限が短縮されます。
二輪免許をが有れば学科教習も一部の内容(セット学科)を除いて免除に成ります。
教習時限は50分単位になります。

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第一段階(所内教習)

所持免許教習時限(MT)教習時限(AT)無し、原付15時限12時限二輪免許13時限10時限

教習の目標

1、安全に対する気配りができ、運転装置を正しい手順で操作できる。

2、自車の走行位置を把握し、道路形態に合わせた速度と進路が選べる。

3、場内の道路及び交通の状況について正しい認知、判断ができ、それに基づく運転操作を円滑に行うことができる。

4、他の交通への気配りをしながら、法規に従った基本的な走行ができる。

(MTとAT共通の項目になります。)
(※項目21はATには無いです。)

項目 教習の目標
1・車の乗り降りと運転姿勢 安全を意識した乗り降りや正しい運転姿勢がとれる。
2・自動車の機構と運転装置の取り扱い 運転装置の機能や自動車の走行の原理を理解するとともに、各装置の正しい取扱いができる。
3・発進と停止 正しい操作手順で発進と停止が出来る。
4・速度の調節 速度の上げ下げや速度を保つことが出来る。
5・走行位置と進路 直線路やゆるいカーブに合わせた走行位置や進路ががとれる。
6・時機をとらえた発進と加速 タイミングのよい発進と力強い加速ができる。
7・目標に合わせた停止 予定した位置に車を停止させることができる。
8・カーブや曲がり角の通行 曲がり具合に応じて走行位置を決め、速度を選ぶことができる。
9・坂道の通行 勾配に応じて速度とギアを選ぶことができ、坂の途中で停止し、後退することなく発進することができる。
10・後退 適切な進路と速度を選んで後退ができる。
11・狭路の通行 狭い道路において車両感覚をつかみ、適切な進路と速度を選んで通行できる。
12・通行位置の選択と進路変更 道路及び交通の状況に合った通行位置を選ぶことができ、タイミングよく進路を変えることができる。
13・障害物への対応 障害物の状況を早期に読み取り、安全な進路と速度が選べる。
14・標識・標示に従った走行 必要な標識・標示を素早く読み取り、それに従った走行ができる。
15・信号に従った走行 信号を素早く読み取り、適切な判断により信号に従った走行ができる。
16・交差点の通行(直進) 交差点とその付近の交通に対する気配りができ、安全な速度と方法で通行できる。
17・交差点の通行(左折)
18・交差点の通行(右折)
19・見通しの悪い交差点の通行 見通しの悪い交差点の危険性を読み取り、安全な速度と方法で通行できる。
20・踏切の通過 一時停止と安全確認を確実に行い、速やかに通過することができる。
21・オートマチック車の運転 オートマチック車の特性を理解し、基本的な操作と走行ができる。
22・オートマチック車の急加速と急発進時の措置  オートマチック車での急加速ができ、急発進したとき直ちにに停止できる。
23・教習効果の確認(みきわめ)

項目の進め方です。

教習所単位で項目の進め方は違いがあります。
所持免許(二輪免許)で違いがあります。
免許希望車種(MTとAT)で違いがあります。

(MT教習)

所持免許 無し、原付 二輪免許
1時限目 1、2、3(カートレ) 1、2、3(カートレ)
1、2、3 1、2、3
4・5 4~6
6・7 9・10
8・9 11
10・11 12~15
11 12~15(無線教習)
12~15 16~18
12~15(無線教習) 16~18(無線教習)
10 16~18 19・20
11 16~18(無線教習) 12~20(無線教習)
12 19・20 21・22(AT)
13 12~20(無線教習) 23(みきわめ)
14 21・22(AT)
15 23(みきわめ)

※MT免許を取得される場合も第一段階でAT車の教習が一回有ります。

(AT教習)

AT免許の項目は項目21(オートマチック車の運転)は無い
項目が繰り上がり項目22(オートマチック車の急加速と急発進時の措置)が項目21になります。
項目23が項目22(みきわめ)に成ります。
1つ項目が少なくなります。

項目の講習体験のページを参照(記事内リンク)
教習受講体験(AT免許)を時限毎に紹介しています。

所持免許 無し、原付 二輪免許
1時限目 1・2・3(カートレ) 1・2・3(カートレ)
1~4 1~8
5・6・7・8 9・10・11
9・10 12~15
11 12~15(無線教習)
12~15 16~18
12~15(無線教習) 16~18(無線教習)
16~18 19~21
16~18(無線教習) 12~19(無線教習)
10 19~21 22(みきわめ)
11 12~19(無線教習)
12 22(みきわめ)

実車を使用しないでカートレ―ナー(模擬運転装置)の教習が最初に有ります。
無線教習は実施している教習所と実施してい無い教習所が有ります。
無線教習は最大回数で三回で、回数は教習所ごとで決められています。

第二段階(路上教習)

所持免許 教習時限(MT) 教習時限(AT)
無し、原付 19時限 19時限
二輪免許 19時限 19時限

教習の目標

1、道路及び交通の状況についての情報を的確に読み取り、危険を予測した運転ができる。

2、他の交通への気配りをしながら、法規に従った基本的な走行ができる。

3、自主的に走行経路を設定し、他の交通に気配りをしながら主体的な運転ができる。

4、高速走行の特性を知り、高速道路において安全に運転ができる。

(MTとAT共通の項目になります。)

項目 教習の目標
1・路上運転に当たっての注意と路上運転前の準備 所内コースと実際の道路の違いを理解するとともに、路上運転をするに当たっての点検、準備を確実に行うことができる。
2・交通の流れに合わせた走行 交通の流れに機敏かつ安全に入ることができ、流れに合わせた速度を選び、適切な車間距離をとることができる。
3・適切な通行位置 道路の形状に合わせて適切な通行位置を選べる。
4・進路変更 交通の状況を的確に読み取り、タイミングよく進路変更ができる。
 5・信号、標識・標示等に従った運転  信号、標識・標示等を的確に読み取り、適切に対応できる。
 6・交差点の通行  交差点とその付近の交通に対する気配りができ、安全な速度と方法で通行できる。
 7・歩行者等の保護  歩行者、自転車の動きを的確に読み取り、安全に通行させるための気配りができる。
 8・道路及び交通の状況に合わせた運転  道路及び交通の状況を読み取り、それに合わせた運転ができる。
 9・駐・停車  道路や交通の状況に応じて、駐・停車ができる。
10・方向変換及び縦列駐車 駐・停車場所に合わせた駐・停車ができる。
11・急ブレーキ 速い速度からの急ブレーキによる停止及び危険の回避等ができるとともに、道路形状に合った速度が選べる。
12・自主経路設定 自主的に走行経路を設定し、他の交通に気配りをしながら主体的な運転ができる。
13・危険を予測した運転 他の交通との関わりにおける危険を的確に予測し、危険を回避する運転行動を選べる。
14・高速道路での運転 高速走行の特性を知り、高速道路において安全に運転できる。
15・特別項目 地域特性等からみて必要性の高い運転技能を修得する。
16・教習効果の確認(みきわめ)

項目の進め方です。

教習所単位で項目の進め方は違いがあります。
高速道路の走行は地域によってはシミュレーターで運用されます。
MTの方も危険予測の運転と高速教習はAT車で実施されます。

二段階は19時限が共通になります(所持免許、車種を問わない)

時限 項目番号 時限 項目番号
1・2 11 10
12 10・11
13 12(複)(AT)
14 15
15 12・14(複)(AT)
16 12・14(複)(AT)
17 12
9(複) 18 12
13(複)(AT) 19 16(みきわめ)
10 13(複)(AT)

・高速道路の教習(項目14)は複数名(最大3名)で実施されます。
・観察教習(項目13)、セット教習(項目13)
・駐停車複数教習(項目9)、自主経路複数教習(項目12)も複数名の教習生が同乗して行われます。

その他

※複数名で教習が可能な項目に印(複)を付けています。
※AT車の教習も(AT)で示しています。

方向変換、縦列駐車は項目10で2時限実施されます。(教習所内で実施)
項目の進み方は教習所単位で違います。

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